結局入院した。
選択肢がなかったのだ。
しかしまあ鬱は改善した。
どうやら周りに人がいなくて鬱落ちしただけだったらしい。
なんだそりゃ。
いまは退院後どうするか話し合っている。
大学は休学することにしたし、一人暮らしもやめてグループホームに入ることにした。
通うところは就労移行支援にしたし、全力で福祉のお世話になることにした。
手帳も年金もとっているし、わたしは支援がないと生きられない人間だと認めることにした。
病院で仲良くなった双極の人も働けそうな能力はあっても、いまは生活保護を受けていると聞いた。
諦めるのは難しいですよねと聞くと、しんどいねと返ってきた。
一人で生きようとするのは難しい。
それを認めて支援に頼って生きるのもしんどい。
普通っぽく生きている世間の人が眩しすぎて直視できない。
いつかわたしなりの普通の生活は確立するんだろうか。